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2008年8月

「アルツハイマー病の診断と治療をめぐる最近の話題」

 今年の初めですから、もうずいぶん前のことですが、1月12日(土曜日)に経団連会館で「同志社大学東京フォーラム2008」が開催されました。そのプログラムの中で、今年度から開設される同志社大学生命医科学部の教授に就任される井原康夫先生が「アルツハイマー病の診断と治療をめぐる最近の話題」と題して講演をなさいました。

 派原先生は、東京大学の第13代脳研究施設長も務められた日本のアルツハイマー研究の第一人者で、僕は(すごい人が同志社に来はるんやなあ)という感想を持ちながら、先生のご講演を聞きました。

 (以下はそのご講演の内容ですが、医学に知識のない僕がまとめるのですから、聞き違いや理解の間違いが含まれているかも知れません。文責はあくまで僕にあります。)

 アルツハイマー病の原因については、次のような「アミロイド仮説」が多数説となっているそうです。

 すなわち、脳にアミロイド・Aβができて、そのAβの90%は「Aβ40」(残基の数が40)という、脳には害の無い物質なのですが、残りの10%を構成する「Aβ42」(残基の数が42)が極めて凝集しやすく、これが脳に沈着して老人斑をつくる。この老人斑がやがて神経原線維変化を起こす。これを「タウ」というけれども、この「タウ」が生じると、神経細胞が脱落して、やがて軽度の認知障害を起こし、最終的には認知障害をとなる。

 これは誰にでも起こりうる疾患であって、当然、人によって違いがありますが、だいたい「Aβ42」によって老人斑が脳にでき始めるのが50代から。それが「タウ」となるのが60代後半から。そうして、軽度の認知症になるのが70代はじめで、臨床症状として捉えられるのが70代後半。80代になると正式に認知症(アルツハイマー病)と認定されるのが、一つのパターンだそうです。

 昔は、人間も70代、80代と長生きせず、、「タウ」になっても、認知症と認定される前に亡くなっていたからアルツハイマー病患者も多くは無かったけれども、長生きをする結果、患者数が増えてきたということです。

 これは大変怖いことであって、僕だって認知症になる可能性があるわけで、なんとか予防法とか治療法が生まれてこないかと思うのですが、実際、最近、その研究が進んでいるそうです。

 その治療法の例としては、関節リューマチ患者にはアルツハイマー病の発症率が有意に低いことから、イブプロフェンなど、消炎鎮痛剤、特に非ステロイド性消炎剤がアルツハイマー病の脳皮質の炎症を抑制するのではないか、ということでその面の研究が行われているようです。

 また、アルツハイマー病を早期に診断する研究も進んでいるようです。

 ただ、この講演を聴いた後で、アミロイドができていないのにアルツハイマーになっている(?)人の症例もあるような新聞報道もありましたので、アミロイド仮説以外にも原因があるかも知れません。 

 個人の予防法ですが、インド人にはアメリカ人にくらべてアルツハイマーの発症率が5分の1であることから、どうも日常食であるカレーに含まれるターメリック(ウコン)がそれに有効である可能性があるようです。

 それ以来、僕はできるだけカレーを食べようと心がけていますが、家人は、僕の話を理解してくれず、同じご飯にかけるならシチューが好き、とのことで、なかなかカレーが出てきません。カレーが食べたいなあ。

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朝原、やったね!

 オリンピックの終盤、男子400メートルリレーで、日本が悲願のメダルをゲットしました。 

 同種目は、昨年の世界陸上大阪では、入賞はしたもののメダルにまでは手が届かず、それでも、それが同大会唯一といってもいいほどの日本勢の活躍でしたね。

 それが、今回は、入賞どころではない、銅メダルを手にしたのですから、最高に嬉しいですね。

 特に感動したのが、われ等が同志社人・朝原宣治さんの活躍です。

 今朝の新聞を読むと、朝原の頑張りは、メダリストである奥さんの史子さんがあってこそのことが分かります。朝原さんは、先にメダルを取った奥さんのメダルを首に掛けて記念写真を撮ったそうですが、それが情けない思いとなって頑張ったそうです。

 二人とも同志社大学以来、刺激し合い、自分を高め合っていたのですね。なんか理想の夫婦ですね。

 今年の北京オリンピックは、同志社人の活躍が目立って本当に嬉しいですね。

 フェンシングの太田君なんかも、新しいヒーローになっています。

 ところで、同志社とは関係ないけれど、一昨日のソフトボールでも日本は金メダル取りましたね。

 メダルをゲットした人たちは、夢を抱いて、それが実現できた方だから、皆いい顔してますね。

 若い人たちが、そんな笑顔をみて良い刺激を受ければ、日本もこれから少しは良くなるのですけれど。それに期待したいですね。

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フェンシングの友、太田雄貴君、やったね!

同志社大学を出て、フェンシングに専念するために自らフリーターの道を選び、大会向けに「京都クラブ」所属を名乗る太田雄貴君が、北京オリンピックで見事銀メダルを獲得しました。

 太田君、おめでとう!

 僕は太田君とはまったく面識がないのですが、大学時代の保健体育科目で、太田君の恩師にもあたる田淵和彦先生からフェンシングを教わったので、なんとなく、弟子仲間のような感覚があるのです。

 僕が学生時代をすごした80年代前半の同志社大学では、保健体育科目として、ラグビーやサッカーなどのほかに、ゴルフやフェンシングがありました。ゴルフは主に宝ヶ池のホリデーインホテルのゴルフ練習場で打ちっぱなしを行うもので、「楽やでー!」と学生に人気がありました。僕はもともとサッカーを希望したのですが、抽選で外れて、フェンシングになりました。

 フェンシングを教えてくださったのが、東京オリンピックに出場し、団体の男子フルーレで4位に輝いた田淵和彦先生。大変背の高いハンサムな方で、フルーレ以外に、エペやサーベルなども教授いただきました。

 特に一生懸命やったのが、ガニ股でポーズをつけ、相手の剣を空中で跳ね返してその反動で突き下ろすフルーレです。

 今でも、「アン、ドゥ、トロヮ、クァトロ、サンク!」と、その型で剣を振る真似をすることができます。

 皆、練習の時は一生懸命に型に従って剣を振っていましたが、いざ試合となると、とたんに型など雲散霧消、屁ッピリ腰で剣を振り回すだけになりますが、田淵先生はニコニコして、「それでええんや」というようにうなづいて試合をご覧になっておられました。

 僕は試合でもできるだけ型どおりにやろうとしていたので、型を無視する同級生の試合振りにクレーム一つ入れない田淵先生に少し不満でしたが、今思えば、それも、入門者に対してフェンシングを楽しんでもらうことを第一優先にされていた先生の温情が現れたものでしょう。振り返れば、僕は中学、高校と、剣道をやっていたので、型の大切さを理解していましたが、そんな経験もなく、大学ではじめてフェンシングを始めた友達には、それを理解してもらうのは難しいものだったのでしょう。

 保健体育の授業にフェンシングが設定されていたことは、同志社ならではの事ではなかったでしょうか。

 僕も屁ッピリ剣士だったのですが、今回の太田君の研ぎ澄まされたフルーレの技を見て、大いに気を良くしました。

 フェンシングは一瞬一瞬が勝負。日本の剣道のように、本質的に相手を殺すことを目的とする殺人剣から生まれたのではなく(もっとも、柳生真陰流から「活人剣」となりましたが)、少しでも相手に傷を負わせれば、相手はそれで名誉を失って敗北となる騎士道精神を表したもので、互いの名誉を競うものです。

 だからこそ面白い競技です。

 これからフェンシングを愛好する人が続々と出てくることが楽しみです。

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再び「君の瞳に恋してる」

 真夏に熱いカレーを食べて暑気払いをするような、熱いけれど観た後にスカッとするいテレビドラマが「太陽と海の教室」ですね。昨年の世界陸上ではかなり濃厚にスベってた感があった織田裕二さんが、今回は、熱い教師を演じてくれていて、毎回楽しく観ています。ヒロイン役の北川景子さんも正統派の美人で見とれています。

 このドラマの主題歌(挿入歌)が、「君の瞳に恋してる」のオリジナル版です。

 この曲は、80年代前半に、ボーイズ・タウン・ギャングのディスコ調アレンジ版でリバイバルしたのですが、もともとはボサノバ調のスタンダード・ソングで、アンディ・ウィリアムスなんかが歌ってました。

 去年のブログで、アンディとデニスのなんともオシャレなナンバーをご紹介していますので、再び皆様にご案内しましょう。

http://ivy-life.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_f21b.html

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信州・上諏訪 いずみ屋さん

 信州の上諏訪温泉は、東京から特急あずさに乗って2時間程度で行けるので、群馬県の伊香保温泉とともに、僕がたまに行く温泉場です。

 駅から南西側、諏訪湖周辺が大きなホテルが立ち並ぶ温泉街となっています。諏訪湖ホテルは、昭和天皇がお泊りになった「皇室ゆかりの宿」。ほかに、浜の湯、油屋、ホテル紅やなど名旅館が点在しています。

 諏訪湖ホテルは平日なら一人で泊まれるので、僕は数度利用しましたが、畳敷きの広い部屋にのんびりできます。

 ホテル紅やさんも、一人で泊まれるし、展望風呂から見る諏訪湖が絶景です。

 先日は紅やさんに泊まりましたが、夜8時半頃、部屋で書き物をしていたら、突然大きな花火の音が鳴り出しました。

 結構大きな音が鳴り止まないので、物書きをあきらめ、フロントに聞いてみると、なんでも、夏期は毎日15分ほど諏訪湖で花火を打ち上げていて、ホール屋上のビアガーデンか、あるいは14階の展望風呂の「湯上り」からならよく見える、とのことでした。

 僕はさっそく14階に上がってみると、目の前の壁全面に張られた窓が巨大スクリーンのように花火を描き出していました。諏訪湖の中にある初島から打ち上げられているのです。

 毎日上げている割には、なかなかどうして立派な花火で、最後の巨大なスターマインにはちょっとした感動を覚えました。

 ところで、上諏訪で困るのは、僕のような一人旅の者が気軽に入れる食事場が少ないところです。特に、夜、上諏訪に入ると、食事する場所を探すのに一苦労します。

 ラーメン屋さんは駅そばの小道に並んでいて、中でも「麺屋・宮坂商店」の「ぎょってりラーメン」は、細めんにとんこつと魚介スープをブレンドした濃厚ながらさっぱりしたおいしいラーメンですが、ジモティ(地元)の名物料理をいただきながら地酒を味わうようなお店がなかなかありません。

 と思いきや、その日は、駅の近くに「れすとらん割烹・いずみ屋」さんという、失礼ながらさほど目立たないお店に入ってみました。すると店内はお客さんで満員で、2階に通じる階段の壁には、NHK大河ドラマ「風林火山」出演者のサイン入り色紙などが並んで張られていて、一目で(これはただものではない)という印象。

 僕はお腹がすいていたので、「煮込みかつ膳」をさかなにビールを飲んだのですが、この煮込みかつはボリュームがあって衣がさくさくしていて柔らかく、大変おいしい。それにお値段が780円というのですからうれしくなりました。利酒セットなどという、諏訪の銘酒5種がグラスで出てくるセットもあって、全部の銘柄を当てると千円もらえる(?)という楽しいもの。昔、京都の「餃子の王将」で、ジャンボ餃子を10分で食べ終わると千円もらえるキャンペーンを思い出しました(成功すると、名前も張り出されるので、店で友達の名前を見つけると思わず笑ってしまいましたけど)。

 給仕をしてくださるおばちゃんも気が利いて優しく申し分ない。

 (これはいいお店を見つけた)と僕は一人喜びました。

 皆さんも、信州・上諏訪に遊びに行く際は、ぜひお立ち寄りください。http://www.tamatebako.ne.jp/izumiya/

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