先日、京都に出張ったとき、懐かしいお店に行きました。
四条通り北、河原町通りと新京極通りに挟まれた路地にある「サラダの店 サンチョ」さんです。
仲間と夕食をする予定が、時間が合わなくなってキャンセルとなり、一人で夕食を取ろうと思って新京極の「スタンド」に行ったらシャッターが閉まっていました。
(そういえば、学生時代に通ったサラダの店があったよなあ、まだあるかなあ?)と思って新京極通りから河原町方面へ続く路地に入ったら、昔は塀に囲まれていてひっそりしていたところでしたが、様子はすっかり変わっていて、フラッション・ビルのショーウィンドーなんかがあって開けた場所になっていました。
(もう無いかなあ?)なにせ、学生時代以来、ほぼ四半世紀ぶりに訪れようとしていたお店ですから、無くてあたりまえなのかも知れないとウロウロしていたら、しっかりありました。
入り口は狭く、カウンターの後ろを通れば、奥のテーブル席が隠れ家的に広がる、昔と同じたたずまいで「サラダの店サンチョ」さんがオープンしていました。
思わず嬉しくなってお店に入ると「いらっしゃいませ」とスタッフの明るい声。
ボクは心の中で小躍りしながらカウンターの一番奥に座りました。
メニューを見ると、昔どおり、山盛りのサラダに添えられたハンバーグやクリーム・コロッケ。このハンバーグとコロッケのセットが「コンビネーション」と名づけられているのも昔どおりでした。
しかも、そのお値段も四半世紀を経た今でも、ボクが通った当時とほぼ同じ1000円前後。いまどき安すぎるお値段です。
ボクは「コンビネーション」をお願いしましたが、これに炊きたてのライスや暖かくて美味しいスープのセットをつけました。
しばらくすると、メインディッシュが届きましたが、このサラダにたっぷり掛けられたオリジナル・ドレッシングが実に美味しい。
(あー、そうだった、この味だった)特にハンバーグはジューシーで絶品。ボクはまたまた嬉しくなりました。
その日がアルバイトらしい可愛いお嬢さんに優しく指導している長身のスタッフの方とお話したところ、「サンチョ」さんは、ボクが通っていた頃より10年以上も前からお店を開いていたということで、京都の市民の方に長く愛されているお店だったことが分かりました。たしか、学生時代に、お店の前にお祝いの花が飾られていたような記憶があって、そのときオープンしたのかなあ、とずっと思っていたのですが、そうではありませんでした。(もしかしたら、当時改装したのかも知れません。)
学生時代に初めて「サンチョ」さんを訪れたとき、ボクは、自動車教習所に通っていて、そこで知り合った京都外大のお嬢さん二人と、二人一緒に、あるいは別々に、ここに食事に誘ったり、ここで待ち合わせたりして食事と会話を楽しんだものでした。
今回は、スタッフの方と少しお話を楽しみました。
学生時代、河原町通りの東側のノッポビルのてっぺんに「SKYLAND」というジャズ喫茶があって、ボズスギャッグスのレコードジャケットの写真を紙マッチの表紙に印刷していたものが粋だったので、ボクはそのマッチを宝物の一つとしているのですが、スタッフの方も同じマッチを今でも持っていらっしゃるとのこと。(しかし、著作権からいうと、このマッチ、とんでもないですね。)
「サンチョ」さんは、河原町を本店として、西京極や伏見にもお店を出しておられるようで、美味しいドレッシングやこだわり野菜を通販で全国に出荷もされているようです。
ますます繁盛されておられるようで嬉しいことです。
ボクが京都に行く楽しみが一つ増えました。
http://www.sancho.co.jp/index.htm
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