自転車

自転車を徹底的に整備する

 先週の休みの日、僕はホームセンターで自転車のタイヤ、チューブ、前ブレーキパッド、ブレーキケーブルを買ってきて、自分の自転車と家人の自転車を徹底的に整備しました。

 パンクの場合、普通はパンク修理で済ますのですが、僕の自転車の後ろのタイヤ・チューブは、パンク修理が重なってデコボコしていたので、外側のタイヤまで交換することにしたのです。

 僕は後ろのタイヤにまつわるチェーンやブレーキ、スタンドなどを無手勝流で全部はずして、車輪のスケルトンだけにして、チューブとタイヤを交換しました。

 前のブレーキも利かなかったので、それも交換。

 家人の自転車は、ブレーキケーブルがブチ切れていたので、それも引っ張り外し、新しいケーブルを取り付けました。

 「やればできるじゃん!」

 僕はすっかり調子が良くなり、直った自転車でさっそく近所のパン屋さんにバケットを買いに行きました。

 (これで、あと後輪のドラムブレーキが交換できれば、自転車整備は征服できるゾ!)

 (そうしたら、今度は、自動車の整備士の資格でも取ろうかしらん?!)

 僕の野心は広がります。

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自転車に祟られる

 僕は、A-Bikeは旅行の際に使ったりしていますが、普段はタイヤが27インチの普通の自転車に乗っています。

 ところが、この自転車、しょっちゅうパンクするんです。そのつど、100円ショップで買ってきたパンク修理キットで自分で修理していて、しばらく前は、タイヤ・チューブを自分で交換しました。

 それなのに、やっぱり数ヶ月に1回、パンクします。おそらくそれは、チューブを覆うタイヤがヘタレてるからだったり、毎日、タイヤが車道と歩道の段差の衝撃を受けているからだったりするからだと思います。そういう意味では、タイヤ自体も一度交換すべきなのですが、ホームセンターまで行くのが面倒なので、そのつどパンク修理でごまかしています。

 いつも家の前の道路でパンク修理をしているので、近所の人に(トニーさんはいつもパンク修理してるね)と思われているんじゃないでしょうか。

 そういえば、近所の人で、自分で自転車のパンク修理をしている姿を見たことがありません。

 「パンク修理ができれば一人前の男である」という格言(?)を、僕以外の人は知らないのではないかしらん。

 先週も自転車がパンクしたのですが、忙しくてすぐに修理をできなかったので、僕は家人の自転車を借りて乗っていました。

 ところが、一昨日、その自転に乗っていてブレーキを掛けた際、なんとブレーキのワイヤーがブチ切れてしまいました。ブレーキレバーはフニャフニャです。

 あとでワイヤーの切断されたところを見ると、赤茶色にさびていて、引きちぎられるように先が細くなっていました。

 ワイヤーが錆びているなんて初めてです。(スレンレス・ケーブルじゃないんかい!!)

 僕は驚きました。この自転車もホームセンターで買ってきたノー・ブランドの自転車なのですが、さすがに安物でした。

 結局僕は、これから、自分の自転車のパンク修理と、家人の自転車のブレーキケーブルの交換をしなければなりません。まあ、ブレーキケーブルは、安全のために自転車屋さんにお願いすることになると思いますが。

 (自転車に祟られてるなあ)、僕は祟りなどは全く信じない人間ですが、こう続くと少しウンザリです。

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A-bike シンディ、これって・・・!?

 A-bikeがパンクしてしまった僕は、結局、力づくでA-bikeのタイヤを外してしまいました。

 ケースを止めてある6角ボルトを少しゆるめ、むりやりタイヤを引っぱり出し、指を真っ黒にしながらチェーンも外してタイヤを取り出しました。

 それからも一苦労も二苦労もして、フレームからタイヤを外し、中のチューブをどうにかこうにか取り出しました。

 はずしたチューブ、ミスドのチョコレートドーナツを1.5倍くらいの大きさにしたような黒いチューブでしたが、それに空気を入れてみると、なんと、空気は外側=地面側ではなく、内側=回転軸側に薄く入った亀裂から漏れていたのです。まだ空気は漏れていない亀裂も見つかりました。

 パンクは外的要因、つまり、外側にガラス片やピンなどが刺さったわけではないのです。

 「シンディ、これって・・・!?」

 とりあえず、僕はゴム糊とタイヤシールでパンクの修理をし、タイヤを取りつけて空気をいれてみました。通常のパンク修理であればそれで直るはずです。

 ところが、A-bikeのチューブはタイヤの中で普通の自転車タイヤよりも高圧で大きく膨らむために、通常のゴム糊だとパワーが弱くてタイヤシールが外れてしまうのです。

 (プシュー・・・!)

 空気が抜けてしまいました。

 そこで、僕はA-bikeの販売元に問い合わせようとしてホームページをまいたが、問い合わせ先が良く分からず、ようやく調べると、それも平日しか対応してくれず、僕がパンク修理をした土曜日には閉じていました。

 結局、購入先の東急ハンズに電話して問い合わせしたところ、よく分かっていらっしゃるお店の方が電話口に出てきてくれて、夏頃に販売した製品の一部のロットにタイヤの不良がまじっていたとお話して下さいました。そのため、快く無償で修理していただけることになったのです。

 「やっぱり、ハンズで買って良かったなあ。」

 並行輸入品だと、海外から郵送してもらうことになって、相当お金が掛かったと思います。

 まして、偽物だったら、格好だけ真似て構造やタイヤチューブの強度など一切考えていないだろうから、おそらく買って1ヶ月以内にオシャカになっていたと思います。

 A-bikeはタイヤが小さい分、相当な高圧で支えるという、自転車としては極めて無理な構造、ぎりぎりの構造になっています。

 毎度のことですが、皆様におかれては、僕の苦労談をそれをよくご理解していただいた上で、A-bikeの購入検討をして頂きたいですね。

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A-bike パンク修理の樹海をさまよう

 引き続き、A-bikeのパンク修理の苦闘について皆様にご報告します。
 最大の問題は、タイヤの左右に別々の六角ボルトがはめられているために、片方をレンチで外すと、タイヤを固定できなくなって、もう片方のボルトが外せなくなる、ということでした。
 しかし、ここで諦めたら、数々のパンクを自分で修理した「一人前の男」としてのプライドが許さない。
 僕は思案しました。
 そして思いついたのが、レンチを左右の手で一本づつ握り、タイヤの両側のボルトを同時に押さえながら、それぞれに微妙な力かげんを加えて、左右のボルトをすこしづつ一度に緩めてゆくという、まさに「不可能への挑戦」です。
 これは、はたから見たら、レンチを持った両腕をタコ踊りよろしくクネクネ動かすことになります。
 しかし、両方のネジを同時に外すような、そんな奇跡のようなことができるのか!
 僕はそれを、DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)派ならだれでも持ってるスプレー式潤滑剤・CRE556に賭けました。これは名前は大阪名物のブタマンみたいですが、知る人ぞ知る優レモノで、まるで宇宙空間のように、地球上の物体の表面の摩擦係数を恐ろしく減らしてくれるものなのです。これを両方のボルトにたっぷり塗れば、おそらくこの奇跡が起こるだろう!
 僕は、まず、せっかく外した片方のボルトを再度はめたあと、レンチを加減して、もう片方のボルトを外すことに成功しました。
 これで両方とも一度は外れたことになりますから、少しは締め付け圧が減っているはずです。
 それから、外したボルトに556を吹きかけ、再度はめて、また、最初に外れたボルトをはずし、これにも改めて556を塗りました。  こう書くと、なんか無駄なことをやっているように思われるでしょうし、もしかしたらその通りかも知れませんが、僕としては、両方のボルトを556で覆った状態にしたかったのです。
 それから両手をクネクネさせると、想定どおり、両方のボルトがすこしづつゆるみ、ついにボルトが両方はずせたのです。
 (やった!)
 僕は思わず快哉を叫びました。
 しかし、その後またすぐに愕然としました。
 両側のボルトを外したので、もはやタイヤを固定するものは無くなりましたが、タイヤとケースの隙間はぎりぎりで、しかも、ケースの中でしっかりチェーンがはめられていて、依然としてケースから外れないのです。
 富士登山でいえば、五合目に来たと思ったら、依然として樹海の中をさまよっている感じです。
 「おい、シンディ(シンクレア爺ちゃんを親しみを込めて僕はそう呼ぶことにしました)、次はどうするんだい!」
 僕は再び心の中で叫んだのです。

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「自転車のパンク修理が自分でできれば、一人前の男である」

 A-bikeがパンクしてトホホ状態の僕は、休みを利用してさっそく修理に取りかかりました。

 僕は「自転車のパンク修理が自分でできれば、一人前の男である」という哲学を持っていています。パンク修理が自分でできなければ、一人前の「自転車乗り」とは言えないと思っているのです。

 アイロン掛けもそうです。厚いオックスフォード地のボタンダウン・シャツのアイロン掛けも、自分でいつもやってます。

 特にパンク修理は、高校の時、自転車屋の小父さんの修理の業を見よう見まねで覚えて以来、自分でやってきました。この間は、自分の別の自転車のチューブ交換も行った「業績」があります。

 さっそくA-bikeの取扱説明書を開いて、パンク修理法のページを見ました。

 タイヤを全部外さなければならないことは知っていましたので、その外し方を見たのですが、タイヤの軸になっている「左右の六角ボルトを回して外す」とありました。

 (フムフム)

 僕はさっそく2本の六角レンチを後輪タイヤの左右のボルトにはめて、(エイヤッ!)と力を入れました。

 すると手応えがあって、片方のボルトが少し動きました。

 (しめしめ!)

 レンチで動いた方のボルトを外して、さて、もう片方のボルトを外そうと思って(ハタ!)と気づきました。

 普通の自転車の軸は、一本の六角ボルトがそれを貫いているから、そのナットをはずせれば、ボルトを引き抜いてタイヤを外すことができるのですが、A-bikeはそれぞれ独立したボルトがタイヤの左右からはめられていて、片方のボルトを外しても、もう一本はしっかり固定されていたのです。

 さっきは、レンチでもう片方のボルトを固定して押さえていたから、他方のボルトが外れたのですが、それを外した今、タイヤを押さえるしかボルトをはずせません。

 なにせ、タイヤの軸のボルトです。ボルトを回そうとしても、タイヤが回転して、ボルトに力が掛かりません。 

 僕はゴムタイヤを左手で押さえながら、右手でレンチを動かしましたが、手の圧力程度ではさすがにタイヤは固定できず、レンチの回転に合わせて掌の中でタイヤがすべって動いてしまいます。

 掌はタイヤの汚れで真っ黒になりました。

 万力などでタイヤを挟めば、ボルトを外すことができるでしょうが、そうすれば、万力の圧力でタイヤが潰れてしまいます。それに、さすがに僕の家には万力などありません。

 「おいおいシンクレア爺ちゃん!いったいボルトどうやって外すんだい!」

 僕はWEBで見たA-bike発明者のシンクレア氏の得意そうな顔を思い出して、彼の住むイギリスの方の空を見て、途方に暮れました。

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A-bike ついにパンク!

 A-bikeが「世話の焼ける悪友」の本領を発揮しました。

 予兆はあったんです。

 昨日の朝、A-bikeのシリンダーのロックレバーのネジが緩んでガタガタしてたのです。

 これは、購入直後、ロックせずに転がしていたとき外れ落ちたレバーですから前科者です。その後しっかりネジを締め付けたはずなのに、またやってくれました。

 僕はドライバーなど持ち歩いていませんので、キーホルダーにぶら下がっていた小さなキーの頭でネジを締めて、事なきを得たのですが、嫌な気がしました。

 それでも日中は普通に乗りこなせたのですが、夜、小雨が降っている中、いよいよ帰ろうとA-bikeを組み立てて自宅に走っている中、突然、ペダルが重くなったのです。

 (もしやパンク?)

 僕はA-bikeを降りて、後ろのタイヤを指で押さえてみたら、グンニャリへこみました。

 (ついにパンクだ!)

 自転車のタイヤは空気を入れすぎるとパンクするのは常識ですが、A-bikeは小さなタイヤで85kgまでの体重を支えるから、4~6kg/cmまでの超高圧の空気をいれるしくみになっています。

 これってパンクするのは当たり前、構造上の問題だと思います。

 取扱説明書には、パンク時には、タイヤを全部外して修理するように書いてあったことを思い出しました。

 (いやー、大変なことになった!)

 僕はトホホ状態です。

 

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京都をA-bikeで走る

Hi3a0056  僕がA-bikeを買うきっかけになったのは、日本ペンクラブの月例会の山本一力氏のミニ講演です。その講演で氏は、自分の自転車を京都に置いていて、京都に行くたび、それを乗り回していると話をされました。

 僕としては、京都に僕の自転車を預かってくれる人などいないので、超小型の折り畳み自転車があれば、それを持って、Train & Ride ができると考え、ネットでいろいろ探して、ついにA-bikeにたどり着いたというわけです。

 だから、京都の街をA-bikeで走るのは、僕にとって一つの念願でした。

 そして先日、僕はそれを実現させました。

 僕はA-bikeで宿屋から今出川の母校のキャンパスに向かいました。キャンパスでは、工事の覆いのとれ、明治時代の創建時代の姿で蘇ったクラーク館の姿を初めて眺めることができました。暖炉式セントラルヒーティングの真っ白い煙突が2本、屋根に突き出ているのが新鮮でした。

 キャンパスをA-bikeで走り回っていると、同志社中学の女子生徒がその姿を見て「かわいい自転車やわー!」と黄色い声を上げています。なんとなく照れくさいですが、へっちゃらです。

 A-bikeを持って神学館の中に入ろうとしたら、キャンパスの神学部のピロティーでなにやら看板の作成をされていた先生が、「えーっ!」と驚かれたようで、僕に声を掛けてくれました。その先生は、A-bikeの購入を検討されておられた方で、はじめて現物のA-bikeを見て感動されたのでした。そこはお互い同志社人ですので、僕も先生にA-bikeをご説明し、少し試乗して頂きました。ただ、よっぽど注意しないと危険な乗り物であることもお話ししました。(どこが危険かは、本ブログ「A-bikeを乗りこなす」をご一読ください。)

 結局、今出川から寺町通りを下り、御池からは、寺町通りは自転車走行禁止ですから、A-bikeを半分だけ縦に畳んで転がしながら四条まで歩き、四条通りを東に走り、また自転車走行禁止の先斗町(ぽんとちょう、「富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、雪に変わりはないじゃなし、溶けて流れりゃ皆同じ」、というお座敷小唄に出てくる先斗町です)に入って、またまたA-bikeを半分畳んで転がしながらその細い路地を北に上り、昔、友達と行った和風バーを探してよく分からず、先斗町を出て、A-bikeを展開して、三条通りを西に走って宿屋まで帰るという、およそ徒歩だけだとクタクタになる距離を楽々移動することができました。その間僕は、A-bikeに乗ったり、降りたり、それを半分畳んだり、展開したり、を繰り返しました。

 A-bikeの良さは、およそ自転車を持ち込むことが出来ないような街の中心地や繁華街に自転車を持ち込めることです。自転車走行禁止の場所でも、本体が軽いので、縦に畳んで転がせば楽ですし、小型なので人にぶつかる心配も全くありません。狭い狭い先斗町でも、行き交う人様にご迷惑を掛けずに転がすことができました。

 京都から帰る際、地下鉄烏丸線の京都駅のホームでは、「Japan和蘭2007」というツアーのタグをタグを首からぶら下げていたオランダ人の若い男女の集団が、「A-bike!」とささやき合って僕に微笑みかけました。僕も「Yes!」と笑いました。

 A-bikeは見る人を楽しくもしてくれます。

 同志社でお会いした先生は、これからA-bikeをお買いにならはるのかなあ。

 およそ乗り物は危険を伴いますが、その中でも、A-bikeは充分乗りこなさないとかなり危険な乗り物です。だから、僕としては積極的にお奨めは出来ませんが、持てば持ったで、いままで出来なかったことが出来るようにもなりますので、皆様も、もしA-bikeの購入を検討されていらっしゃったら、このブログをご覧になって危険なところをよくご理解いただいてから結論を出されたらいかがでしょうか。

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A-bikeを乗りこなす

 その後のA-bikeですが、まあ、これぞまさに「世話の焼ける悪友」ですね。

 まず、きちんと組み立てないと、ブレーキがしっかりかかりません。

 最初はずいぶん大変あわてましたが、前に乗った時は、ブレーキもしっかり効いていたのに、今回組み立ててみると、ブレーキがガクガクしていて全く効きない。

 それを交差点なんかで気づいて、プレーキに力をいれたとたん、無意識に上体が伸びて重心が後ろに下がり、A-bikeのバランスが崩れて前に浮き上がって僕は後ろにひっくり返りました。右折する車が来ていたら引かれるところでした。

 まあ、大変危ないところでした。

 その原因は、後ろ側のフレームが2段に伸びたときに、ちゃんとロックされたと思ったのに、カチッとボッチがロック穴に入っていなかったためでした。かちっとロックされないと、少しづつフレームが下がり、そのためにブレーキワイヤーのテンションが緩んでブレーキが効かなくなる。それを理解するまでに、2度ほど交差点でひっくり返りました。まあ、車から見てた人は「変なあぶなっかしい自転車だとおもったら、やっぱりひっくり返った。危ない危ない!」と思ったことでしょう。

 さらに「泣きっ面に鉢」だったのは、ブレーキが効かないのでA-bikeを調べようと、組立・分解を繰り返していたら、分解中に思わず指をヒンジの部分に挟み込み、指先に激痛が走り、あやうく指を潰しかけたのです。キーボードを叩くと、未だに中指の頭が痛いから、これは最悪ですね。

 A-bikeがこれから普及していったとき、メーカーさんや輸入商社さんがこの辺を十分注意喚起しないと、僕のようにひっくり返って交通事故が起こり、最悪の事態としては、A-bikeの販売が出来なくなるかもしれません。

 だから必ず説明書にしたがってロックをするのが安全上絶対に不可欠です。

 そして、乗車せずに、タイヤを転がして運んでいるときも、フレームをきつく固定するための前後2つのレバーをしっかり留めないとダメです。

 僕はレバーをしっかり留めずに転がしていたら、振動でレバーがはずれしまいました。その時、気づいたから良かったものの、もし、気づかずにレバーを紛失してしまったら、もうA-bikeには乗れず、そこから家まで5.6kgのお荷物を引きずってゆかなければなりません。

 それにタイヤの空気。ちょっとでも柔らかくなると、とたんにペダルが重くなりますから、いつも空気圧を高くしておかなければなりません。だから空気入れは必須ですが、A-bikeのタイヤは、アメリカ式のバルブになっていますから、それ用の空気入れを買っておく必要があります。(なお、これは大手のホームセンターなどで売っています。僕は、地元のお祭りのフリーマーケットで50円で買いました)

 いやはや何とも世話の焼ける乗り物です。しかし、世話をしないと自分の身に危険が及ぶ可能性があります。その意味で立派な悪友です。

 「君子危うきに近寄らず」で、常識的には、こんな苦労をしてまで乗る必要は全く無いのですが、A-bikeのおかげで、今まで20年以上住んでいる東京の丸の内や青山通り、表参道を、初めて自転車で走ることができました。

 それも、A-bikeは低速車ですから、ほぼ歩行者の目線で、そして歩行者には不可能な広いエリアをのんびり移動できるのです。これは乗った人でないと味わえない痛快さですね。

 それがあるために僕は、たとえひっくり返って赤っ恥を掻いても、、指を潰しそうになって激痛に縮み上がっても、まだまだ当分はA-bikeとつき合おうと思っています。

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A-bikeを手に入れました(3)

 昨日、以前に問い合わせをしていたイギリスの A-bike.UK から、e-mailの返事が来ました。返事など来ないと思っていたところにメールが届いたので「案外、良いじゃん」と思いました。

 それは、「Hi ! Tony !」で始まるフレンドリーなメールで、直訳すると、自分たちは日本ではエージェントと専売の契約をしているので、直接 A-bike.UK から販売できないのです。どうぞ日本のエージェントからお求め下さい」というもので、末尾に "Regards(どうぞよろしく)"という親しみを込めた挨拶句と、係の女性の名前も入ったものでした。

 僕は「メールありがとう。僕は指摘のあった日本のエージェントから正規のものを購入しました」との主旨の返事を書き送りました。

 たかがメールひとつですが、A-bike.UKに、ちょっと良い印象を持ちました。

 ところで、その後、僕はA-bikeを乗り回していますが、その感想を紹介すれば、車輪が小さいため、小さな段差でも結構大きな衝撃を受けたり、サドルが後ろ側の傾斜したバーに固定されているためにうっかりすると、重心が後ろに傾いて、前のタイヤが浮き上がったりする場合があったりします。だから、少し前屈みで、前のタイヤに重心を掛けるような乗り方をする必要があります。また、想像するほどペダルをこぎ回す必要はないのですが、速度はあまり出ません。長距離も向かないと思います。A-bikeのコンセプトを僕流に表現すれば、「低速短距離移動用折り畳みシティ・バイク」だと思います。

 だから、A-bikeが本領を発揮するのは、やはり、街の中で、”Train & Bike”として、電車や地下鉄と併用して乗り回す場合ですね。このときは、最高のパワーを発揮します。

 皆さまの中に、これからA-bikeを買おうと思っておられる方がいらっしゃったら、そんなところを押さえて購入検討して頂きたいですね。

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A-bikeを手に入れました(2)

 このA-bikeを更にネットで調べると、これが現在ブレーク中の商品でした。

 A-bileはもともと英国の商品(ただし、製造は中国)ですから、イギリスのWEBで調べると、値段が199ポンド(3万6-8千円程度)なのですが、日本では5万8千8百円(税込み)という、イギリスに比べてずいぶん割高な値段で販売していることが分かりました。さらに、例によって形だけを真似た偽物が多数1万円前後で販売されていることも。イギリスで購入したイギリス仕様の物を5万円程度で販売している例もありました。

 僕もまずは、イギリスに注文しょうとしましたが、そのオンラインショップを見ると、世界各国の個人宛にも販売可能のように見えるけれど、なぜか日本だけは宛先から漏れていました。英文メールで問い合わせをしてもまったく返事が来ません。結局、日本では総代理店制が取られていて、日本向けの製品はそのルートで買うほか無いようです。

 日本の総代理店は、オンラインショップを開いていましたが、僕としては、結構高額な買い物ですから、物も見ないうちに買いたくはありません。

 総代理店から仕入れて店頭販売しているのは、現状ではスポーツ用品大手のビクトリアと東急ハンズでした。ビクトリアでは「すごい売れていて品切れ、いつ入ってくるか分からない、予約も受け付けてない」という、任天堂のWiiなみの状況。

 しかし、東急ハンズ渋谷店に電話すると、たまたま在庫があったようです。

 僕は喜々として渋谷に向かい、ハンズで気の優しそうなお兄さんに商品の説明や組み立て方を教わり、いよいよそれを手に入れたのです。

 自転車は何年も自分の命を預けて道路を走るものですから、割高なのはしゃくですけど、やっぱりしっかりした物がいいですね。正規ルートで購入した日本仕様の物であれば、6ヶ月とはいえ無償保証もついていて、タイヤやブレーキなどパーツも手配してくれるとのことで、まあ、良かったかなと思いました。

 さて、A-bikeは普通の自転車と違って、乗りこなすのにコツが要ります。ハンズで試乗しましたが、最初はフラフラしてなかなか乗りにくいものでした。

 しかし、超小型軽量とはいえ、重さは約6キロ(5.7キロ)あります。これを担いでハンズから渋谷駅まで歩くのは中年の僕としては相当な重労働になります。

 そこで僕はいきなりハンズから駅までA-bikeに乗って行くことにしました。

 僕は渋谷の街を自転車で走るのははじめての経験です。あいかわらず人でごった返していますが、A-bileは本当に小さいので、周りに迷惑を掛けず、人波をかき分けて走ることができました。

 そして駅に着いたところで折り畳み、そのまま電車に乗り込みましたが、それが実にスムーズに出来ました。

 (いやあ、思った通りだ)僕は一人ニタニタしてしまいましたが、周りの人に気づかれたかなあ。

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A-bikeを手に入れました(1)

Pa0_0028 日本ペンクラブの7月例会が東京會舘で開かれ、冒頭、山本一力氏が恒例のミニ講演をされました。その中で山本氏は、京都に中古の自転車が買って置いてあって、京都の移動はその自転車で走り回ってるとのお話をされました。その意表をついたアイデアになるほど、と感心しましたが、同じペン仲間の方は「自分は京都に自転車を預かってくれる人がいないから、貸し自転車かなあ」とのコメント。たしかに、中古の自転車なら誰でも買えるけれど、その辺に置いておけば放置自転車としてもって行かれてしまいます。

 年に数回は京都に行く僕としては、この話を聞いて山本氏がうらやましくなり、やっぱり、京都の移動は自転車だ、との思いが強まりました。

 京都で学生時代を過ごした僕は、大学に限らず、どこへ行くにも自分の緑色・グリップハンドルのランドナー(ツーリング車)に乗って行きました。風を感じながら自転車に乗るのが大好きなんです。

 この春に京都に行った時は、滞在したホテルで無料の貸自転車をお借りし、久しぶりに学生時代に下宿していた下鴨から北山までサイクリングしました。

 下宿していた民家も、さほど遠くない所に住んでいた学生たちのマドンナの白いマンションも健在でした。

 やっぱり京都の移動は自転車に限る、と感じた思いがありました。

 しかし、僕は、ペンの仲間のように貸自転車に留めておくのはちょっと嫌で、なんとか自分の自転車で移動したいと考えました。貸し自転車だと、借りたり返したりする手間がめんどくさいし、結局、制限時間内に借りた場所まで戻ってこなければならない。自転車が出払っていて借りられない場合もある。それよりなにより、車種のほとんどがシティ・サイクルで格好悪い。

 そうなると折り畳み自転車です。

 なんとか、超軽量でお洒落な携帯型自転車は無いかなあ、さっそく僕がネットで調べると、その条件にぴったりの自転車があったのです。

 イギリスのサー・シンクレアが発明したA-bikeです。これなら京都どころか、鎌倉なり、軽井沢なり、TRAIN & BIKE で旅行ができる。

 僕は一目で気に入ったのです。(つづく)

 

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