クリスマス

ハウス・オブ・クリスマス

 一昨日、銀座四丁目の教文館の9階にある「ハウス・オブ・クリスマス」に行って来ました。 ハウス・オブ・クリスマスは、ヨーロッパの様々なクリスマスグッズが店中に置かれている、行くだけでも心暖まる素敵なお店です。

 銀座の教文館は、かつて、その4階同志社の東京分室があって、そこ頃、僕はたまに遊びに行ったので、なじみのビルです。

 教文館ビルは、大変クラッシックな趣のあるビルで、教文館さんのホームページをみたら、昭和8年の建設、さまざまな文学にも登場する、実にアイビーなビルでした。http://www.kyobunkwan.co.jp/index.html

 建物の北側にあるビル入り口の回転ドアは、銀座で一番古いものだそうです。

 そのとき、時間があまりなかったので、ハウス・オブ・クリスマスで僕は、クリスマスにちなんだ形のクッキーをつくる型抜きだけを買いましたが、クリスマスまで毎日夜8時まで開いているようですので、またこんど、、家人へのクリスマスプレゼントを買いに来ようと思っています。

 ハウス・オブ・クリスマスは、11月1日から12月25日まで開いているお店ですが、教文館ビルには、これ以外にも、4階に「エイン・カレム(葡萄の泉)」という常設のキリスト教関係のグッズのお店があって、そこにも数多くのクリスマス商品が置かれていました。また、3階のキリスト教関係の書店でも、クリスマスの本がたくさん並んでいます。5階の子供向けの本屋さんは、「ナルニア国」って言うんですよ。

 言い忘れましたが、1,2階は、一般の本が売られている書店で、またほかに1階にはブティックなども入っています。

 最近はあまり銀座に行かなくなったのですが、それでも僕が銀ブラするときは、この教文館ビルに立ち寄ります。

 4階には銀座にしては大変リーズナブルな価格でコーヒーの飲める、静かで心安らぐ喫茶店もあります。

 皆さまも、こんどぜひ教文館ビルにお立ち寄り下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メリー・クリスマス!

 今日はイエス・キリストの降誕をお祝いする特別な日です。

 イエスは、人類史にもっとも影響を与えた方だと僕は思っています。

 まず、西暦はご存知の通り、イエスの誕生を元に計算された年代法であって(あとから計算すると、数年誤差があったようですが)、ADとは、ラテン語の Anno Domini、「主の年において」という意味です。そして、BCは Before Christ (キリスト以前)という意味なのです。

 それに、なぜ日曜日がSundayなのか。実は、Sun=太陽とは、キリストを意味する言葉なのです。キリストは、the Sun of Righteousness 、義の太陽と表現されるのです。

 そして、日曜日がお休み、すなわち安息日である理由もキリストに基づいています。

 旧約聖書では、天地をお創りになった神は第1日から第6日までにそれを終えられ、第7日目に休まれた、とあり(創世記)、1週間は日曜日から始まりますから、7日目とは土曜日に当たり、元来、安息日は土曜日だったのです。ユダヤ教では現在も安息日は土曜日です。

 ところが、イエスが金曜日に磔刑になり、金曜日をふくめた3日目の日曜日に復活したことから、人々は、この日は仕事を休み、教会で祈りをささげるようになり、結果として安息日が日曜日に変わり、今にその習慣が息づいているのです。

 そして驚くべきことに、このような人類の生活の根本に影響を与えた数々のことは、イエスが生前に自ら唱えたことに基づくのではありません。逆に、イエスが磔刑になった時点で、弟子たちは離散し、イエスは孤独の中で自らの命を神にささげたのです。それなのに、その後、イエスの弟子たちが再度結集し、今度は彼らは自らの命も顧みず、イエスを神とみなして愛と平和を実践してゆき、やがてはその行動様式が人類に最も重大な影響をあたえることになりました。このこと自体、実際にイエスが復活したことを証明することになると僕も思います。

 クリスマスにちなんで、聖書ルカ伝から、イエスの誕生を描いた部分を下にご紹介しましょう。「ルカによる福音書」第2章1-19です。

* * * * *

 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。
 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。
 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。
 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのべツレヘムというダビデの町へ上って行った。
 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。
 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。
 すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
 天使は言った。「恐れるな。わたしは民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
 今日ダビデの町で、あなたがたのたのためにお救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。
 あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」
 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
 「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ」
 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、べツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。
 そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。
 その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。
 聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。
 しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。
 羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

* * * * *

 皆さま、メリー・クリスマス!

 神さまの恵みと愛と平安が皆さまの上にありますように!

 そして、皆様の毎日がクリスマスのように愛と安らぎの日々でありますように!

 僕から皆様への曲のクリスマスプレゼントとして、エルビス・プレスリーの If Every Day Was Like Christmas を皆様にお聞きいただきたいと思います。http://www.youtube.com/watch?v=Ld0WOsfDgZY  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリスマスイブとクリスマス

 今日はクリスマスイブですね。

 クリスマスイブには、昔は僕も街のレストランにディナーを食べに行ったりしていましたが、最近はもっぱら、家でホームパーティをしています。

 自分でローストビーフを焼いたり、ビーフシチューを作ったりして、お気に入りのクリスマス映画を観ながら、CAVA(シャンパンと同じ製法でつくったスペインのスパークリングワイン)を飲みながらこれをやっつけるのが僕流のクリスマスイブの過ごし方です。

 僕流のローストビーフのレシピは次の通りです。

  1. オーストリア産の牛肉のブロック(800g~1kg程度)を常温しておき、表面に「あなたに夢中」調味塩(クレージーソルト)をすりこんでおく。
  2. フライパンを熱してオリーブオイルを入れ、刻んだタマネギやリンゴを炒めた後、肉塊の表面だけ全面を焼く。これは肉の中の肉汁ができるだけ外に出ないためです。
  3. 少し高めに予熱させておいたオーブンに肉塊と炒めた野菜類を入れ、低温(150-160度)で40~50分焼く。途中、1、2度ひっくり返す。
  4. 焼き上がったら、肉塊をアルミホイルでくるみ、さらに半時間ほど置いておく。この予熱で肉の中に更に余熱を伝えます。
  5. オーブン皿に残った肉汁と野菜類を鍋に移し、赤ワインと固形コンソメスープを入れて温め、グルービーソースをつくる。

 以上で、うまく温度と時間が合えば、中がピンク色のローストビーフができます。まあ、何度か試す必要がありますが。

 お気に入りの映画は、まあありきたりですが、「ホームアローン」のシリーズなんか面白いから、自宅ではクリスマスになると何度も登場します。特に「ホームアローン2」で、シカゴの空港の中にニューヨークとフロリダに分かれる二叉路が出てくるんですが、前にシカゴに行ったとき、まさにその通路があって、思わず笑ってしまいました。

 CACA(カヴァ)は、シャンパンより気軽に飲めるので、自宅ではなにかにつけてCAVAで乾杯しています。フレシネはだいたいどこのスーパーマーケットでも売ってます。ブラックボトルのコルドン・ネグロが定番ですが、クリスマスにはホワイトラベルのカルタ・ネバダが合ってますね。

 しかし、改めて考えると、日本では、クリスマスといえばクリスマスイブ、特にその日の夜を大切に考え、肝腎の25日のクリスマス自体はほとんど「終わってる」状態なのはまったく不思議なことですね。

 これは、日本では、多くの方々が、クリスマス=サンタクロース=クリスマスプレゼントをもらえる日であって、本来のイエス・キリストの降誕祭ということを、知識としては知っているものの、実感をもってその意義を認めているものではないことを指していると思います。

 でも、キリスト教を学ぶと、クリスマスとは、自分の血によって自己中心性という人間の罪をあがない、自分の復活によって人間に永遠の希望を与えてくれた、それこそ人間の「救い主」イエス・キリストが世に現れてくれたことを希望をもって祝う特別な日なのです。

 欧米では、ある特別な日の前夜祭をEVE(イヴ)としてお祭り騒ぎを行いますが、特別な日の当日は、その日の意味をじっくり考える精神生活の日となります。ハロウィーンも、万聖節の前夜祭としてのお祭り騒ぎの日でした。

 僕も今年から、今日はせっかくのクリスマスイブですから大いにお祭り騒ぎをして、明日はクリスマスの意味をよく考える日としたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

世界で最も有名なコラム:「サンタクロースはいるの?」

 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、サンタクロースに関して、歴史に残ったコラムがあります。

 それは今から110年前の1897年にニューヨークの「The Sun(ザ・サン)」という新聞に掲載されたもので、「サンタクロースはいるのですか?」という8歳の女の子からの手紙に答えたものです。

 手紙を送った女の子はバージニア・オハンロン( Verginia O'Hanlon )、コラムで答えたのは、フランシス・ファルセラス・チャーチ ( Francis Pharcellus Church )です。

 このコラムはその後世界中で翻訳され、本に紹介され、映画になり、 ポスターや切手にもなりました。

 下はそのコラムを僕が全訳したものです。日本語訳ではもっとも最新のものとなります。たった今翻訳したてのものですから。(最下段に、オリジナルのコラムが掲載されているアメリカの新聞博物館にリンクを貼っています)

* * * * *

「サンタクロースはいるのですか?」

 1897年9月27日火曜日 「The Sun」

私たち「ザ・サン」新聞社は、この質問にすぐに、そして、以下のようなすばらしい応答ができて喜んでいます。あわせて、私たちの仲間にこのような回答をしてくれた誠実な記者がいることを大変嬉しく思っています。

「親愛なる編集者様、私は8歳です。
 私の仲良しの友だちの何人かは、サンタクロースはいないと言っています。
 パパは『もし知りたいなら、「ザ・サン」に聞いてごらん。「ザ・サン」が言うことが正しいと思うよ。』と言ってくれました。
 どうぞ本当のことを教えて下さい。サンタクロースはいるのですか?   バージニア・オハンロン、115西95番通り」

 バージニア、君の友だちは間違っています。彼らは懐疑主義の世代の無神論に影響されています。彼らは目に見えること以外信じないのです。彼らは自分の狭い心で理解できないものは何も存在しないと思っているのです。そう、バージニア、大人であろうと子どもであろうと、人間の心は狭いものです。私たちの偉大な宇宙の中では、人間は知性において、単なる虫けら、アリのような存在です。人間をとりまく無限の世界と比較して、すべての真実と知識を理解できる知性というものを基準として考えたときには、人間はアリのような存在なのです。

 答えはイエスです、バージニア。サンタクロースはいます。愛や寛大な心や献身が存在するのと同じくらい確実にサンタクロースは存在しています。君は知っていますね、愛、寛大な心、献身、これらは豊かに存在していて、君の生活に最高の美と喜びを与えてくれることを。

 もしサンタクロースがいなければ、世界はなんとすさんだものになるでしょう!なんと悲しいことですね!それは、あなたの家族がもしもいなかったとしたときと同じくらいものわびしいものになるでしょう!そして、もしそうであったなら、生きることを堪えてゆくための、こどものような素直な信仰も、詩も、ロマンスも無くなってしまうでしょう。そして、私たちは、頭で考えたことと見たもの以外を信じることができなくなり、子供の時に世界に満ちあふれていた無限の光は消えてしまうでしょう。

 サンタクロースを信じないことなんて、妖精を信じないようなものですよ!君がパパに人を雇ってもらって、クリスマス・イブに全部の煙突でサンタクロースを見張ってもらうようなものです。でも、もしもサンタクロースが煙突から降りてくることを見なかったからって、それが何を証明することになるのです?
 だれもサンタクロースを見ることはできません。だけど、それは、サンタクロースがいないことを示すものではないのです。子供も大人もサンタクロースを見ることができないことは事実です。君は、公園の芝生の上で妖精がダンスをしていることを見たことがありますか?もちろん無いでしょう。でも、それは、妖精がいないことの証明にはなりません。
 目に見えない、または、見ること自体できない世界中のすべての不思議なことを推測し、理解しようとしたって誰もできるものではありません。

 君がもし赤ちゃんのガラガラを壊せば、中で何がその音を鳴らしているか分かるかもしれません。だけど、目に見えない世界には、最強の人でも、あるいは、今までいた中で最強の人が集まって最強の束になってかかっても壊せないベールがあるのです。ただ信仰や夢や詩や愛やロマンスだけがベールのカーテンを押し開けて、その天界の美と栄光を心に描き見ることができるのです。
 「その話って本当?」ですって? おお、バージニア!このベールの世界は真実で不変のものですよ。
 
 サンタクロースがいない、なんてとんでもない!ありがたいことに、サンタクロースは生きています。彼は永遠に生きているんです。バージニア、今から千年先も、1万年の10倍先でも、サンタクロースは子どもたちの心を喜ばせ続けるのでしょう。 

 (トニー北山訳)

http://www.newseum.org/yesvirginia/clipping.htm

| | コメント (2) | トラックバック (0)